腎不全の原因とは

腎不全は、腎臓機能の75%を失っている状態です。
主に、慢性腎不全は食事や他の病気が原因で起こることが多く、食事で過剰なリンやタンパク質を摂取し続けることで腎組織にダメージが蓄積されてしまうことが原因とされています。
また、糖尿病やガンも原因の一つとされています。

腎不全の主な症状

初期症状等について

慢性腎不全の場合、症状が出た時にはすでに進行していることがほとんどであり、初期の時点では大きな変化はあまり見られません。ただし、次のような症状がある場合には注意が必要です。

• 飲水量が明らかに増える
• おしっこに行く回数が増える

など
こういった症状が季節等関係なく見られる場合には、腎不全を疑う必要があるかもしれません。

進行した場合の症状

症状が進行した場合、次のような症状が見られます。

• 食欲が低下する
• 体重が減る
• おしっこが無臭になる
• 口臭がキツくなる

など
こういった状態が見られる場合には、すぐに受診するようにしましょう。

腎不全の治療

腎不全の治療について

腎不全は、一度かかってしまうと完治することはありません。
治療方法としては、「保存療法」と「対症療法」の二つがあるため、そのどちらかをペットの状況などを見ながら使い分けます。
治療法については、飼い主さんと相談して最適な方法を見つけながら改善していくようにサポートさせていただきます。

初期症状が見られたら病院へ行きましょう

腎不全は、初期症状がほとんどない上に一度発症すると治ることはありません。
前述した初期症状が見られる場合には、すぐに病院へ行く必要があります。タイミングを失うと取り返しのつかないことになりますので、早めに受診するようにしてください。